社会人4年目のGW、社会人になって初めての海外、21ヵ国目の海外旅行に行った。
行き先はオーストラリアはケアンズ&エアーズロック。
なかなか良かったので紹介していく。
他記事はこちら。
社会人4年目のオーストラリア旅。エアーズロック編
スケジュールや予約など、旅の準備記事はこちら。
キュランダ高原列車とは?
旅の3日目、私はキュランダ高原に向かった。
キュランダ高原とは、熱帯雨林の森を抜けた先にある高原。
キュランダ村を中心に、飲食店や雑貨屋などが並び観光地になっている。
キュランダ高原へのアクセスは主に2種類で、
①ケアンズ郊外から出ているゴンドラ「スカイレール」
②ケアンズ駅から出ている「キュランダ高原列車」
キュランダ高原に行く目的はずばりこれ。
『キュランダ高原列車。』
キュランダ高原列車とは、ケアンズ駅とキュランダ高原を約2時間ほどで結ぶ列車で、「世界の車窓から」のオープニングで有名な観光列車だ。
まずはスカイレールでキュランダ高原へ
ネットで調べると、往復高原列車で行かず、スカイレールも乗るが定番の流れとのこと。
私は行きをスカイレール、帰りを高原列車にした。
結論から言うと、これは正解だった。
なぜなら、スカイレールの駅はケアンズ市街から離れており、タクシーもあまりいない。
ケアンズ市街からタクシーでスカイレールまで行き、帰りは高原列車でケアンズ駅で降りる。これが一番スムーズであった。
さて、紹介に戻ろう。
ネットでスカイレール&高原列車のチケットを買う。
ホテルからスカイレールまでのピックアップ付きのを買ったけど、なかなか来ないし高めなのでタクシー読んだ方が良さそうだった。
駅に到着。なかなかワクワクする。
チケットを発券し、いざ乗り込む。
予約するときに時間を指定するんだが、あくまで目安なので遅れても大丈夫。
乗り込んだら、熱帯雨林の森の上をひたすら進む。
この日はあいにくの雨だった。
しかし、旅行は楽しむマインドが大事だ。ということで終始、
「熱帯雨林で、雨とか最高の天気じゃん。雰囲気MAXだわ~。」
と言ってたら自然と本当に良い雰囲気に感じてきた。
このスカイレールは途中2回駅で乗り換える。
一つめの乗換駅では、木のデッキの遊歩道があり、熱帯雨林の中を散歩できる。
基本英語だが、ガイドさんが説明してくれるプチツアー的なのもある。
そして、日本でもよく見かけるインスタの撮影機材的なのがやたら置いてある。
これってどこの国発祥なのだろう…
傘の貸し出しはあるし、かなり雰囲気もあるので、遊歩道はおすすめ。
15分程で見て回ったら、スカイレールに再度乗り込み進む。
次の乗換駅はバロン滝。
同じように遊歩道を進むと、大きめの滝が見えてくる。
写真では伝わらないが、まあまあな迫力。
バロン滝からキュランダ村まではすぐだ。大きな川を越えたら、キュランダ村だ。
キュランダ村へ
キュランダ村はキュランダ高原にある、スカイレールとキュランダ高原列車の発着点になっている、観光がメインの村だ。
熱帯雨林の中の村なので、珍しい木々が立ち並び、歩いているだけで楽しい。
たくさんの飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ。
小腹が空いたのでホットドッグを注文。うまい。観光地価格だけど。
やたら日本語を知ってるアイスクリーム屋さん。「ZENBU OISHI」て書いてある。
海外で日本語うまい人は怪しい人が多いけど、値段は普通だし、味はむしろうまかった。
おすすめ。
他にも、市場のようなものがあったり、
恐竜もいた。なんで。
さあさあ、帰りの電車が近付いてきたので、駅に向かおう。
出発20分前位だけど、すでに駅には電車が停まっていた。
ホームもなかなか良い雰囲気でみんな写真を撮っている。
車内はこんな感じ。
景色の良い方にだけ席がついていて、3人掛けの椅子が向かい合わせになっている。
一つ一つの席が指定席になっている。
正直、通路側の席になってしまうとあまり景色を楽しむことができない。
今回はネットで予約したらたまたま窓側の席になったが、ケアンズ駅の窓口など、座席指定の出来るところで買った方が良いかもしれない。
お、出発の時間だ。
観光列車なのであまりスピードはなく、見所ではスピードを落として走行してくれる。
高原列車の見所は三つ。
一つ目がバロン滝駅。
二つ目は、滝。
三つ目が、最大カーブを描く場所。
キュランダ駅を出て10分位したら、一旦停車。
一つ目の見所のバロン滝駅だ。
ここでは10分ほど停車をする。外にも出られるのでみんなパシャパシャ写真を撮る。
ここからはしばらくガタゴト、ガタゴト。見所以外にも、見晴らしの良いスポットや、トンネルもたくさんあってワクワクする。
二つ目の見所が滝。
通路側に現れ、かなり近いところを通るので水しぶきが車内に入ってくる。
列車が滝の脇を通過するので、橋を通過するのだが、ここがなかなか良い景色なのだ。
今風の言葉で言うとフォトジェニック。
そして最後が急カーブ。電車の最後尾がよく見える。
これぞ、世界の車窓から。思わず口ずさんでしまうこと必須だ。
そうこうすると、ケアンズ駅に戻ってきた。
熱帯雨林の中を進む、アンティークな列車。なかなか日本では見れない景色に大満足だ。
海外での列者やバスの旅は、とても好きだ。
日本では見ることのできない広大な大地や、熱帯雨林、町並みを、窓の外をボーッと眺めているだけで味わうことが出来る。
綺麗な景色は、理屈なしに心が揺さぶられるし、看板一つに新しい発見がある。
キュランダ高原列車、ぜひ行ってみて欲しい。