私は中2まで東京都江東区大島という地域に住んでいた。(離島じゃないよ。おおじまだよ!)
それから世田谷区に引っ越しをし、今は長野県上田市に住んでいる。
この間、久々に大島の商店街に行ったら、10年以上たったにも関わらず、あまりにも当時と変わっていなく、驚いたのと同時に考えさせられることがあったので、書いておく。
昔と変わらない商店街
シャッター商店街が社会問題になる現代で、ここまでにぎやかな商店街があるだろうか。
ましてや、大手チェーン店がほとんど入っていない(クリーニング屋くらい)商店街も珍しいと思う。
子供のころ夢中になったおもちゃ屋も、
昔小学校の授業で取材をしたパン屋も、
部活帰りに買い食いをしていたお総菜屋さんも全部残っている。
それもそのはず。
なんとこの中の橋商店街は大正7年から続いているらしいのだ。
昔過ぎて、何年前なのか全くピンと来ない。
写真のパン屋は100年以上続いているらしい。
そうだ。お母さんと一緒にいつも八百屋さんに行ったなあ
中の橋商店街には、八百屋さんが5件もある。
300mの商店街に5件もだ。
お店の前に立っていると、さっそく子供連れのお母さんが八百屋さんに来た。
「今日はこれがうまいよ。」
「奥さん、今日はこれにしなよ。献立はこれね。」
ああ、そうだ。
昔住んでいたときは、八百屋さんと話しかけられながら野菜を買っていたんだった。
ひとりでおつかいもよく来ていたなあ。
子供だけで買いに行くとおまけしてくれるんだよね。今思うと、うちの親はそれが狙いでおつかいさせてたのかもしれないけど。
東京に住むのなら、ここだな
一日、商店街を歩いていたら、
もし自分が東京で子育てするのなら、大島がいいな。と思った。
八百屋さんやパン屋さんは、おつかいをしていると顔を覚えてくれて、話しかけてくれていたし、
床屋さんに髪を切りに行くと、床屋のお父さんが「お小遣いだよ。」と小銭をくれて、
おもちゃ屋さんでガチャガチャをしたり、駄菓子を買ったりしていた。
今思うと、お店の人に色々なことを教えてもらっていたのだと思う。
昔からのお店がこんなに残っていて、大型スーパーが近くにない地域は都内にはあまりないだろう。
観光するのにも楽しいと思うので、気になる人はぜひ足を運んでみて欲しい。
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