まずはじめに、これは冗談半分の文章であるということを言っておきたい。
決してアドバイスが欲しいわけでも、厄を払いたいわけでも、呪いを本気で信じているわけでもない。
だから厄払いのネックレスとかいらないし、ここの厄払いが良いよ。みたいな情報も要らない。
私は現在25歳である。
そして、今この文章は病院のベッドの上で書いている。25歳にして初入院だ。
日頃の不摂生がたたったか~。と思っていたが、それにしても今年は多い。
まさか・・・と思ったら、今年はまだ厄年(後厄)だったのである。
「スギモト呪われる事件」
私は大学生の時に呪われたことがある。
「は?こいつ頭おかしい。」と思うかもしれんが、まあ聞いてくれ。
大学生の夏休み、田舎に旅行に行って、仲間と肝試しをしていた。
地元の人もやばいというトンネルにひとり近づいていった。
カラッカラに晴れてたのに、そのトンネルの周りだけビッチャビチャに濡れていた。
うわ、こわ!と思い、さっさと退散。
調子に乗った翌日、体調が急に悪くなった。
ただなんとか運転できるレベルだったので、東京まで運転して帰って、最後のひとりを送り届けた後、突然異変が襲った。
呪い、スタート
からだが動かない。
そして、全身のあらゆる関節が内側に曲がり始めた。
何とか急停車したが、異変は続く。
急に今まで付けていなかったラジオが付きはじめた。
そして、その直後呼吸が苦しくなった。
が、携帯を弄ることも出来ず、救急車も呼べない。
もうこうなったらやることはひとつしかない。
「マキシマムザホルモン」作戦
くそ、あれをやるしかないのか…!
最後の手段、私もこれをやりたくはなかったがしょうがない。
唯一自由に動く首。
首を激しくゆらし、頭をクラクションに打ち付ける。
「ブーーッ!!ブーーッ!!」
すると、女の人と目が合った。
「助かった…!」
「(救急車を呼んでくれ、呪われてるんだ!)」
この時点で声もでない。
「ジロジロ…」
・
・
・
「…スタスタスタッ!」
怯えた顔をして女の人は逃げていった。
「あの女、このまま死んだら化けて出てやる…」
こうして、呪いは、連鎖していくんだな。
もうこうなったらひたすら、ヘドバン。
数打ちゃ当たる作戦だ。
車内はさながらマキシマム・ザ・ホルモンのライブ会場だ。
ヘドバンを続けていたら、近くのガソスタのお兄さんがこれまた怯えつつも来てくれた。
こうして救急車で運ばれ、九死に一生を得た。
これが、俗に言う「スギモト呪われる事件」である。
不運な体質
もともと私は、ついていないことが多い。
海外旅行に行くと
・中欧の国境付近で遭難しかける
・泊まった宿の前で銃殺事件起きる
・麻薬の取引現場に遭遇する
・バスに乗車中、土砂崩れに巻き込まれる
など。
これらが30日の間に起きたり、
国内だと
・熊本出張に行ったら、阿蘇山が噴火して飛行機が飛ばない
・長野に旅行に行ったら、震度6の地震に遭い体育館で一夜を明かす
・長野出張に行ったら、御岳山が噴火する
・長野に移住したら、一日目に長野半域が停電する
など。
なので、厄年には十分注意していたつもりだった。
2015年が本厄だということで、厄払いに川崎大師にも行った。
(友人に便乗して)
そして、2015年がなにもなかったので安心していた。
2016年、後厄炸裂
そして2016年。
歯医者に行って、レントゲンを撮ったら、あごに不穏な影が。
あごの骨を削る手術をすることに。(美容整形手術ではない)
人生、初手術。
そして、今回
腹痛で倒れて、入院した。
人生初入院。
割と、手術とか入院をしたことがないというのを健康アピールに使ってきたのだが、
それが、5月~9月までの間ですべて起こってしまった。
ああ、つらい。
ということで、まだ2016年は続くので気を付けたいと思います。
ご迷惑をおかけした皆さん、すみませんでした。