こんにちは、すぎもん(@suginomoto73)です。
こんな偉そうなタイトルを書いているが、私は別に社長な訳ではないし、社会人歴4年のぺーぺーだ。
でも、大学生とかと絡む機会も多かったりして、起業したいんですよね〜。とか話されることも多い。
起業したい!ということそれ自体は素晴らしいと思うが、
小さいベンチャー企業の一員としてちょっと思うところがあって、この文章を書き始めた。
起業したい。の種類
まあその前に「起業したい!」という人にもいくつかパターンはあると思うが、
①とにかく「社長」になりたい
②ある目的達成や課題解決の為
大きく雑に分類するとこの2つだと思う。
あとは、お金持ちになりたい。とかあるとは思うが。
今回の記事は、①の人にはあまり関係のない話になると思う。
あと、ハンターハンターのネタバレも多少あるので、嫌な人は読まないでね。
ハンターハンターを思い出す
「起業したいんすよね~。」って言われると、何故だかハンターハンターのエピソードを思い出す。
皆さんご存知、ハンターハンターは週刊少年ジャンプで連載(?)している漫画。
田舎の島出身の少年ゴンが、ハンターである父親を探すために、自身もハンターを目指す物語だ。
その話のひとつにグリードアイランド編というのがある。
父親の手掛かりになる幻のゲーム「グリードアイランド」を探してプレイする。という話だ。
このグリードアイランドは難易度がめちゃくちゃ高く、今までクリア者はひとりもいない。
と同時に、クリア時の報酬も凄まじいため、その金額も相まって幻のゲームとなっている。
幻のゲームがオークションに出品されたので、それをゲットするために奔走するのだが、
元々の販売価格が約60億とめちゃくちゃ高く、資金集めは難航する。
そんな中、ゴンが思い付いた抜け道により、無事ゲームをプレイすることが出来た。
目的達成のための抜け穴とは?
その抜け穴とは、
「ゲームを自分たちで落札してプレイするのではなく、ゲームを落札した人に雇ってもらう」
というシンプルな方法だった。
ゲームは1台につき同時に8人までプレイ出来るが、逆に言うと8人しかプレイ出来ない。
なので、落札者はより、クリア確率の高い人材集めを必死に行う。とゴンたちは考えたということだ。
その予想は当たって、無事選考もクリアして、ゴンはゲームをプレイすることが出来た。
ゴンの考えは実生活で使える
この話を初めて読んだときは、そんなに気にしていなかったが、自分でWebサイトを立ち上げたり、色んな事にチャレンジするようになってからは、この話を時々思い出すようになった。
ゴンたちの目的ははじめからグリードアイランドをプレイすることだった。
それに「落札するのに多額のお金が必要」という情報が加わってしまってから、ちょっとずつ目的が
・グリードアイランドをプレイする
↓
・グリードアイランドをゲットする
↓
・お金を集める
という風にずれてきてしまっていた。
落札価格を獲得して「ゲームを手に入れる」ということを目的に置かず、
あらゆる手を使って「ゲームをプレイする」ことを目指す。
この抜け道は割と実生活でも活用できると思っている。
自分の似たアイデアや目的を持っている人は割といて、
その目的や目標が大きいほど、強力な仲間を探している。
ということで、起業したい!と思っている人は、
それに向けた資金調達・融資とかを考える前に、
自分と似た目的を持った人を探すところから始めてみては?
ということを言いたい記事でした。