2013年の年末、私は実家のこたつの中でなく、アメリカはNYにいた。
居酒屋でのふざけた会話がなぜか実現し、NYのタイムズスクエアで年越しをして、そのままアメリカ横断をしたのだった。
ルートは以下の通り。
NY→ワシントンD.C→ニューオーリンズ→ヒューストン→ラスベガス→サンディエゴ→ティファナ(メキシコ)→ロサンゼルス
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アメリカ横断というと、一般的には北回りと南回りがあるが、私は行ったのが12月末~1月だったので、南回りで行った。
(この年アメリカは大寒波が来て、北部は-38℃になったところもあったらしい。危ない危ない。)
NYのタイムズスクエアの年越しに参加する人は多いと思うし、そのあと横断する人たちもいると思うから、書いておく。
12月31日は朝10時から行こう
日本人はタイムズスクエアの年越しを2回楽しめる。
カウントダウンで使用するモニターは実はTOSHIBA製なのだ。
日本時間でのカウントダウンが行われるのだ。
それが、NYの現地時間だと朝10時。
私が行った時には、旅人集団を中心にカウントダウンで日本の歌を歌って盛り上がっていた。
お昼を食べたら並ぼう
タイムズスクエアの年越しの場所取りは早い者勝ちだ。
タイムズスクエアをブロックごとに柵で囲って、その中に参加者(?)は入ってカウントダウンを迎えることになる。
メインのステージに入るにはお昼には並んでいた方が良い。
おむつは必須!リュックはNG!年越し当日の持ち物一覧
タイムズスクエアの年越しは屋外でかなりの長期戦だ。
万全の態勢で挑みたい。
大人用おむつ
これは有名な話だが、本当に必須だ。
柵の中に入ったら、警備の関係で一回出たらもう入れない。
実際に使うことはなかったが、履いているだけで安心感が得られる。
恥ずかしいが、履いていこう。
レジャーシートと暇つぶし道具
カウントダウンまでかなり長い間、タイムズスクエアで過ごすことになる。
ずっと立っているのは辛いので、レジャーシートがあるといいだろう。
また、暇つぶしにトランプとかあるといいかもしれない。
口がパサつかない軽食
外に出られないので、もちろんご飯に行くことも出来ない。
なのでご飯も持って行った方が良いが、飲み物を飲むのはトイレの観点で危険だ。
なので、口がパサつかない軽食を持っていくといいと思う。
私はぶどうをスーパーで買っていった。そしたら隣にいたスペイン人が
「私の国では年越しの瞬間にぶどうを食べると幸運になるのよ。」と話しかけてきた。
ラッキー。
リュックはNG。袋に入れていこう
タイムズスクエアの柵内に入るためには、テロ対策の荷物チェックを通る必要がある。
この際に「リュックは持ち込み禁止だ。」と言われる。
友人はその場でリュックを捨てる羽目になったので、リュックで行くのは止めよう。
私はトートバッグで行ったのだが、何故かOKだった。
毎年OKか分からないので、荷物は最低限で、捨ててもいい袋に入れていった方がベターだ。
防寒着はしっかり!
NYの年末の気温は恐ろしく寒い。
・温かいアウター
・マフラー/ネックウォーマー
・手袋
は必須だ。
準備万端で楽しもう
毎年、タイムズスクエアには特設のライブ会場が出来、ライブを無料で楽しむことが出来る。
世界的に有名なアーティストの曲が楽しめるので、思いっきり楽しもう。
ただ、夕方頃からリハーサルで何度も歌っているのが聞こえるので、若干飽きる感はある。が、本番は楽しい!
年越しの瞬間。
ありえない量の紙吹雪と花火が上がる。
年越しの瞬間を祝うのは、万国共通だ。
思いっきり盛り上がろう。
年越し後のアメリカ横断
ウルトラライトダウンがオススメ
アウターは、年越し後にアメリカを横断する人は工夫していった方が良い。
アメリカは国土が広いため、気温差がかなりある。
実際に、NYにいた時には一時マイナス10℃まで気温が下がったが、ロスにいた時はシャツ1枚で過ごせるときもあった。
こういう時に便利なのが、ユニクロのウルトラライトダウンだ。
マウンテンパーカの下にウルトラライトダウンを着ていけば、NYでも過ごせるし、かさばらないのでオススメだ。
首にまく枕
アメリカ横断にはいくつもの交通手段があるが、
メジャーなのが、長距離バス「グレイハウンド」などでの移動だろう。
バスからの景色。
のどかなバス旅は、楽しい。が、この移動がとにかく時間が長い。
そんな時に便利なのが、首に巻く枕。私は無印良品のパウダービーズの枕がお気に入り。
日本酒があると最強
アメリカのホステルに行くと、夜は飲み会が開催されていることが多い。
そんな時によく聞かれるのが「『SAKE』は持ってないのか?」だった。
持ってなかったので、とても後悔した。。。
NYで恐らく手に入るので、買っていくととても喜ばれると思う。
ラスベガスまでに友達を作ろう
アメリカを南回りで行くのなら、「ラスベガス」には寄りたいところだ。
カジノに行くときには、ひとりで行かない方が良い。
理由は、負けた時の喪失感がすごいから。
プロのギャンブラーでもない限り、カジノはただの娯楽だ。
ギャンブルで勝っても負けても、友達と感情を共有できないのはきつい。。。
アメリカ横断をしてみて
世界的に有名な都市を巡ることが出来たのは非常によかった。
世界の経済の中心、ニューヨーク。
ワシントンではスミソニアンミュージアムを楽しむ。
ジャズ発祥の地、ニューオーリンズ。
エンターテイメントのラスベガス。
あらゆるジャンルの最高峰を身に感じることで、得られるものは非常に多かったように思う。
時間があったらもう一度じっくり行ってみようと思う。
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